京阪バス とは
京阪バス株式会社(けいはんバス)は、大阪府の京阪電鉄沿線地域・京都府南部地域・滋賀県大津市などでバスを営業している京阪電気鉄道系列のバス事業者。
本項では京阪シティバスおよび旧・京阪宇治交通/旧・京阪宇治交通田辺(合併後の一部のみ)についても記述する。なお京阪シティバスの公式略称は「KCB」(Keihan City Bus)である。
概要
本社は京都府京都市南区東九条南石田町5番地にある。現在は、京阪グループのバス事業統括持株会社として2004年4月に設立された京阪バスシステムズの完全子会社となり、経営管理下に置かれている。
2006年4月1日に京阪宇治交通と京阪宇治交通田辺を合併した。その後他の営業所の路線を含めでバス路線再編成が行われ、2007年11月10日に旧・京阪宇治交通および旧・京阪宇治交通田辺の重複区間整理や運行区域見直しを実行した。最終的には全11営業所の路線バス(一般路線/深夜/定期観光/リムジン/高速)の総延長キロ数約3,900キロ(ただし休止路線を含む)から減らして最終的に約3,700キロに削減を行う予定である。
営業エリア
大阪府内では、主に守口市・門真市・四條畷市以北の淀川東岸地域で、親会社の京阪電鉄やJR片町線(学研都市線)の各駅をターミナルとする路線を運行している。他に大阪府内では、枚方市と淀川を挟んだ高槻市や茨木市を結ぶ路線も運行している。大阪市や吹田市の一部、奈良県の生駒市の一部にも路線を有している(京阪交野市駅~田原台一丁目を結ぶ18号経路は南海りんかんバスの真土線とともにスルッとKANSAI関係のカード使用可能エリアで希少な奈良県内を走行するバス路線となっている)。また、京阪宇治交通、京阪宇治交通田辺との合併で京都府南部地区(八幡田辺線など)が新たに管轄区域となった(一部は京阪宇治バスに再譲渡)。京都市内では、定期観光バスも運行している。また、京都市交通局のバス事業再編により、1997年の京都市営地下鉄東西線の開業に伴って山科営業所の現行路線と同局の醍醐営業所(伏見区)のバス路線を再編して運行、2001年には横大路営業所(伏見区)、2005年には九条営業所(南区)、2006年には梅津営業所(右京区)、の各営業所が担当する一部路線の運行管理を受託している。なお山科営業所のバス路線は京都市バスの代替路線となっているためにほぼ全路線で京都市の敬老福祉乗車証が使用可能になっている。
滋賀県内では大津市内を中心に運行している。なお、大津市内(大津営業所管内の路線に限る)では、江若交通や近江バス・帝産湖南交通などの重複区間の路線の兼ね合いから、カードリーダーが設置されておらず、スルッとKANSAI対応のカードや京阪バスグループ共通カードといったプリペイドカードが使えない(2Day・3Dayチケットは乗降できる)。他の営業所より転属された車両は、この対応のためにカードリーダーを外されている。なお、これらの車両については再び対応エリアに移籍した場合に取り付けられるようになっており、最近の例としては2007年に大津より田辺に転属した車両(エアロミディMK・A-1036号車)は再度取り付けられている。
2007年7月、京阪シティバスで初の新車が落成し、運用を開始した。
営業所別の一般路線バスの走行エリアでは交野営業所が最も広く、続いて山科、男山、枚方の順である。逆に最も走行エリアが狭いのは下から香里団地、高槻、田辺の順である。
歴史
京阪バス
- 1922年(大正11年)7月20日:桃山自動車株式会社として設立。当時はハイヤー輸送のみ。
- 1924年(大正13年)10月28日:京阪自動車株式会社に商号変更。
- 1926年(大正15年)1月1日:伏見桃山~桃山下間において乗合自動車の運行開始
- 1927年(昭和3年)2月1日:京阪電鉄が77パーセントの株式を取得し、経営権を取得する。
- 1929年(昭和5年)6月1日:京津自動車商会と合併。
- 1929年9月15日:京阪電鉄が新京阪鉄道を合併し、京阪自動車が同社の京都府下の自動車事業を継承する。
- 1930年(昭和6年)4月1日:京阪運輸自動車を合併する。
- 1934年(昭和10年)1月30日:大津近郊遊覧乗合自動車の営業を開始する。
- 1934年12月1日:河内乗合自動車を合併する。
- 1937年(昭和13年)1月1日:京都乗合自動車を合併。
- 1940年(昭和16年)1月1日:京都聖蹟巡拝自動車を合併。
- 1949年(昭和24年)10月13日:京都市内定期観光バスの営業を再開。
- 1950年(昭和25年)7月31日:阪急バスと新京阪線沿線のバス路線、施設を譲渡する契約を調印する。実施は、1951年6月1日付。
- 1960年(昭和35年)10月18日:寝屋川営業所を新設(事実上の守口営業所の移転)。
- 1961年(昭和36年)9月26日:香里団地支所を新設。
- 1963年(昭和38年)4月20日:大津営業所が追分より大津市民病院隣接地に移転。
- 1966年(昭和41年)6月13日:枚方営業所が禁野より現在地の出屋敷西町に移転。
- 1967年(昭和42年)10月20日:京都営業所(現・山科営業所)が三条京阪より現在地の大宅に移転。
- 1968年(昭和43年)6月9日:門真支所を新設。
- 1972年(昭和47年)4月1日:京阪バス株式会社に商号変更。
- 1975年(昭和50年)9月19日:高槻支所が辻子より現在地の竹の内町に移転。
- 1976年(昭和51年)9月30日:一般乗合路線のワンマン化率100%を達成。
- 1978年(昭和53年)4月1日:交野営業所を新設する。
- 1978年5月2日:上鳥羽車庫を上鳥羽より現在地の京都拘置所付近に移転拡張。同時に洛南営業所を統合。
- 1980年(昭和55年)4月7日:八日市車庫を廃止。
- 1981年(昭和56年)10月4日:浜大津バスターミナルの供用を開始。
- 1983年(昭和58年)4月1日:京都市内において京都市域敬老乗車証の取扱を開始。
- 1985年(昭和60年)1月8日:全車冷房化の達成。
- 1988年(昭和63年)8月30日:初の高速バス路線となる京都金沢線の開業。
- 1989年(平成元年)10月3日:初の夜行高速バスとなる京都長崎線の開業。
- 1993年(平成5年)6月16日:大津営業所、現在の石山寺4丁目に2度目の移転。
- 1998年(平成10年) ラッピングバス運行開始。
- 1999年(平成11年)4月1日:環境定期券制度が導入される。
- 2004年(平成16年)4月1日 株式移転の方式により株式会社京阪バスシステムズが設立され、完全子会社となる。
- 2006年(平成18年)4月1日 京阪宇治交通と京阪宇治交通田辺を吸収合併。
- 2007年(平成19年)10月1日 高槻営業所管内の路線でPiTaPa導入。同日大型および中型車でのノンステップバスとワンステップバスに限りベビーカー乗車を条件付きで可能となる。
京阪シティバス
旧・京阪宇治交通
- 1922年(大正11年)10月1日 宇治田原自動車商会として設立。後に宇治田原自動車株式会社に改組。
- 1959年(昭和34年)6月25日 京阪グループ入り。社名を現在の京阪宇治交通株式会社に変更する。
- 1962年(昭和37年)7月11日:宇治営業所が移転開業する。
- 1967年(昭和42年) ワンマンバスの運行を開始する。宇治淀線などが京阪バスより移管される。
- 1969年(昭和44年):大阪府枚方市楠葉地区に路線を開設する。八幡田辺線が京阪バスより移管される。
- 1971年(昭和46年):男山営業所開設までの暫定施設であるくずは営業所を新設する。
- 1974年(昭和49年)2月22日 創業以来の宇治田原営業所を廃止する。
- 1974年(昭和49年)5月20日:男山営業所を新設する(5月27日運用開始)。同日くずは営業所を廃止する。
- 1980年(昭和55年)7月17日 旅行業その他を業務とする子会社「京阪宇治交サービス株式会社」を設立する。
- 1989年(平成元年):田辺支所を新設する。
- 1998年(平成10年)9月20日 静岡県・岐阜県・富山県以西の西日本地区では初めて「環境定期券制度」の取扱いを開始する。
- 1999年(平成11年)1月11日 宇治営業所の路線バス(関西空港リムジンバスを除く)と貸切バス、特定バス業務を京阪宇治交サービス株式会社に譲渡する。
- 2002年(平成14年)5月11日 田辺営業所の一部系統を新会社「京阪宇治交通田辺株式会社」に譲渡する。
- 2003年(平成15年)4月1日 京阪宇治交サービスのバス事業を京阪宇治交通の系列会社「京阪宇治バス株式会社」に譲渡する。
- 2006年(平成18年)3月31日 京阪宇治交通田辺と共に、合併により会社解散。
旧・京阪宇治交通田辺
- xxxx年xx月xx日 旧・京阪宇治交通の子会社として設立。
- 2002年(平成14年)5月11日 旧・京阪宇治交通田辺営業所の一部路線を引き継いで営業開始。
- 2006年(平成18年)3月31日 京阪宇治交通と共に合併により会社解散。
主な各種路線
京阪バス及び京阪シティバスの一般路線バスは基本的に1経路1営業所体制となっているが、男山と交野の運行経路の一部に他の営業所と共同管轄しているものもある。前者は田辺と、後者は寝屋川および香里団地と共同管轄している運行経路もある。一般路線の詳細は各営業所記事を参照のこと。
コミュニティバス
括弧内は管轄営業所。詳細は各コミュニティバス記事なども参照。
- タウンくる(寝屋川)
- 久御山町のってこバス(東ルート)(枚方) ジャスコ久御山店前-久御山町役場-久御山団地
- コミュニティバスやわた(男山) 橋本東山本-八幡市民体育館を約1時間で結ぶ。運賃は大人200円、子供100円、一日乗車券300円。
- 四條畷市コミュニティバス(門真)
- くずは男山循環/くずは丘コミュニティバス(男山)
- 枚方市内100円バス(枚方市内循環線)(枚方)
- 京阪東ローズタウンコミュニティバス(田辺)
- くるっとBUS(門真)
- 枚方出口線(高槻)
- 廃止路線
- 氷室台循環線(枚方) 試験運行の結果本格運行をせず廃止。
定期観光バス
[京都定期観光バス]- 過去にはびわ湖定期観光バスも設定されていたが、1980年代後半に廃止され、現在は京都定期観光バスのコースの一部として運行。
深夜バス
- 香里団地3号経路(最終便) 枚方市駅→公孫樹通→新香里→藤田川(香里団地営業所管轄)
設定当時は、午前0時以降の出発便を深夜バスとすることになっていたが、現在では男山営業所にも起点となる樟葉駅発午前0時以降に出発する経路(男山40号経路など)が存在するが、深夜バスとはしていない。
高速バス
<>内は共同運行会社。()内は管轄営業所2008年2月23日の新名神高速道路の一部開業により京阪バスは初めて三重県に進出する予定である。
- 夜行高速バス 東京ミッドナイトエクスプレス (枚方)<ケイビーバス>
- 枚方・高槻・樟葉・宇治 - 渋谷・新宿(「東京ミッドナイトエクスプレス宇治号」
- 枚方・京都 - 渋谷・新宿(「東京ミッドナイトエクスプレス京都号」
- 京都・枚方 - 小倉・福岡
- 京阪シティバスに運行を委託。
その他の高速バス
特記以外は洛南が運行。各路線記事も参照。
- 京都 - 金沢 北陸ハイウェイバス <西日本JRバス>
- 京都 - 米子 米子エクスプレス京都号 <日本交通>
- 京都 - 松江・出雲 出雲エクスプレス京都号 <西日本JRバス、日本交通、中国JRバス、一畑バス> 夜行便あり
- 京都 - 松山 <伊予鉄道>
- 京都 - 高知 <土佐電気鉄道、高知県交通>
- 枚方・寝屋川 - 淡路・徳島 あわひらかた号(高槻) <徳島バス>
- 京都 - 徳島 阿波エクスプレス京都号 <西日本JRバス、徳島バス、JR四国バス、本四海峡バス>
- 京都 - 高松 高松エクスプレス京都号 <西日本JRバス、JR四国バス、四国高速バス>
- 京都 - 四日市 <三重交通と共同運行> 新名神高速道路の開通に伴い2008年3月末に運行予定。愛称名未定
リムジンバス
詳細は各営業所の記事を参照。- 関西空港アクセス・京都系統 京都駅八条口~関西空港(洛南) 一部出町柳駅または二条駅~京都市内の主要ホテル~京都駅八条口~関西空港の便もある。
- 関西空港アクセス・松井山手系統 学研都市京田辺(新田辺駅)~松井山手駅~樟葉駅~枚方市駅(ラポール枚方前)~関西空港(田辺)
- 大阪空港アクセス・枚方系統 松井山手駅~枚方市駅(ラポール枚方前)~伊丹空港(田辺/高槻)
- 関西空港アクセス・守口系統 守口市駅~大日駅~関西空港(門真)
なお、関西大手5私鉄をそれぞれ代表するバス会社だが、営業区域上、大阪市内(淀屋橋駅、北浜駅、天満橋駅、京橋駅など)から発着する高速バスの路線は現在はない(京橋駅については平日のみごく僅かであるが一般路線バスが発着している)。
シャトルバス
京阪シティバス
高速・路線バス廃止路線
- USJ直通バス(京都線、樟葉・枚方線)
- 新大阪駅 - 守口市駅(新幹線シャトル守口号) <西日本JRバス>
- 京都・枚方 - 長崎(きょうと号・ながさき号)<長崎県交通局>
- 京都 - 熊本(きょうと号)<九州産業交通>
- 京都 - TDR・千葉線(京成バス単独運行化)
- 大津 - 伊丹空港線 <大阪空港交通>
- 竹田駅・中書島駅 - 伊丹空港線 <大阪空港交通>
- 京都 - 八王子(きょうと号) <多摩バス>
- 関西国際空港 - 天満橋駅 (関西空港交通単独運行化)
- 宇治車庫 - 関西空港線(路線短縮により廃止)
- 京都 - 新和歌浦(京都(現・山科))
- 京阪急行線・京阪特急線(寝屋川)
- 京都 - 八日市線(八日市→京都(現・山科))
車両
日野自動車、三菱ふそうトラック・バス、日産ディーゼル、いすゞ自動車製が在籍する。基本的には、枚方を境に北側の京都・滋賀地区および高槻に三菱ふそう車、枚方に三菱ふそうと日野の両社が、南側の大阪府下に日野車が配属される形だが、1980年代中期より交野に一部三菱ふそう車の新造配置がされていた事もあった。その後1990年代後半以降は山科に日野車や交野に三菱ふそう車を新造配置するなど、そうではなくなった。日産ディーゼル車は旧・京阪宇治交通車両に多い。いすゞ車は旧・京阪宇治交通からの引継車のみである。京都地区の路線車については、比叡山への路線に使用されるための高出力仕様車も配属されている(かつては、比叡山線向けに特別にターボチャージャーの搭載されたものを導入していたが、現在はほぼ全車にターボチャージャーが搭載されているものの、三菱ふそう・エアロスターに高出力モデルがありそれを導入している)。
リムジンバス、定期観光バス、高速バスは三菱ふそう、日野の併用である。
系列に自動車整備のケーテー自動車工業があり、同社を経由して地方事業者に京阪バスの中古車両が販売されている。関西でも特に、旧・京阪宇治交通とともに使用年数が短かったため、特に前-後方式の扉配置を好む事業者には比較的多く譲渡されている。京阪バスの中古車は沖縄バスなどに、旧・京阪宇治交通の車両は羽後交通などに譲渡された例もある。
また、最近は自動車NOx・PM法の影響で大阪府下に配備できなくなる車両が転属されることが多い。
中古車の供給は1990年代後半頃の車両耐用年数見直し(約10年での代替から約15年程度使用に方針変更)により鈍化しているが現在でも沖縄バスや系列の京阪シティバス、京阪京都交通、京阪宇治バスに譲渡されている。
画像:209.JPG|群馬中央バスへ譲渡された車両
画像:Gb2901.JPG|群馬バスへ譲渡された車両
画像:P-MP218M-Oki-Bus-from-Keihan.jpg|沖縄バスへ譲渡された車両
社番について
京阪バス・京阪シティバスの車両には、1台ごとに社番と呼ばれる番号が付与されている。アルファベット1文字-4桁の数字で構成される。
- アルファベットは用途を表す。
- A:大型・中型路線(ツーステップ)
- B:大型路線および小型特定輸送専属車(ツーステップ及びワンステップ)・ハイバックシート車(全席二人掛けで補助椅子の設置されているものがある。なお、下述のBタイプ・共通車とは意味が異なり、定期観光バスに使用されることはない。)
- C:大型・中型・小型定期観光、貸切専属車および小型特定輸送用(幼稚園バスはこれに付番されている。)
- E:小型路線(ツーステップ・リフト付)コミュニティバス向けであるが、一般路線にも走る。
- H:リムジン・高速
- N:大型・中型長尺および中型路線(ノンステップ・スロープ付)
- K:京阪シティバスで2007年以降に直接導入された車両(現在は、ノンステップ・スロープ付のみ)
- S:中型短尺路線(ワンステップ)
- W:大型・中型路線(ワンステップ・スロープ付。ただしBに該当するものを除く)
- なお、1995年頃までは次のとおりであった。
- A:一般路線車(これには高速バスも含まれていた)
- B:共通車(一般路線・定期観光兼用車でメトロ窓ならびに定期観光バス用に準じたロマンスシートが採用されていた。ワンロマタイプの車両である。ただし現在は共通車の投入は廃止した)
- C:定期観光専用車
ただし、A-1031号車のように、Cタイプと同じ仕様であっても特定輸送専属車については、Aタイプを名乗っていた。現在でも一部Bタイプになっている車両がある。(B-3092・3094の各号車)
貸切として使用されるバスは、B・Cタイプの使用が多いが、Aタイプが使用される場合がある。また、Hタイプのバスのうちリムジンバスおよび一部の昼行路線向けの車両については、配置に都合によりCタイプに変わるものもある(逆の場合もある)。
- 数字の千位はメーカーを表す。
- 数字の百位はサイズを表す。
- 0~1:中型(短尺・長尺を含む)・小型
- 2~9:大型(長尺を含む)
- 但し京阪シティバス車両を除く。
なお、かつていすゞ製のボンネットバスにC-5002という番号が与えられている。5000番台が日産ディーゼル製になったのは、1999年に入りS-5001・5002が導入された時期である。
また、旧・京阪宇治交通・旧・京阪宇治交通田辺からの移籍車両に対する車両番号は両社の番号を引き継いでいる(ただし2006年の合併以降の新車と転属車は京阪バスの車両番号である)。
百単位の番号がそれぞれのサイズ別で最後の番号(中・小型であれば199、大型であれば999)に達した場合は、再び最初の番号(中・小型は000、大型は200)に戻ることになっている(ただし京阪シティバスを除く)。一例として三菱ふそう製の大型車については、W-1999号車(大津)導入後にW-1200号車(高槻)を導入している。
車両無線番号
各営業所別に車両無線番号が割り振られている。- 大津 0番台
- 山科 100番台
- 洛南 200番台
- 京阪シティバス 280番台
- 男山 1000番台
- 田辺 1100番台
- 枚方 300/400番台
- 香里団地 500番台
- 高槻 600番台
- 交野 700番台
- 寝屋川 800番台
- 門真 900番台
乗車券類
- 京阪グループ共通バスカード
- 京阪バス1dayチケット(京都市内版/大阪版)
- 南湖周遊1日フリー乗車券
本社・営業所など
現在存在する施設
本社および営業所
括弧内は営業所の漢字および片仮名の公式略称(漢字表記は乗継車など、片仮名表記はバスカード表記などで使用)、所在地である。- 京阪バス本社(京都市南区)
自社運行を担当する営業所
以下の営業所については車庫を併設している。営業所の呼称についても参照のこと。- 大津営業所(大/オツ 滋賀県大津市) 江若交通に運行管理委託。
- 山科営業所(山/ヤマ 京都市山科区) ワンステップバスの導入は一番最初であったが逆にノンステップバスの導入は一番最後となった(一般路線車を所有していない洛南(京阪バスのみ)を除く)。
- 洛南営業所・京阪シティバス本社・同社洛南営業所(洛/ラク(京阪バス)・KB(京阪シティバス) 京都市伏見区) 2007年7月ノンステップバスの運行を開始した。
- 田辺営業所(田/タナ 京都府京田辺市) 移転計画あり。京阪宇治バスに運行管理委託。エリアは京阪バス中3番目に狭いが唯一の女性運転手が在籍している。
- 男山営業所(男/オト 京都府八幡市) 2007年11月10日以降は初めて旧・京阪宇治交通エリア外の西戸津や藤阪ハイツまで進出した。
- 枚方営業所(枚/ヒラ 大阪府枚方市) 京阪シティバスに一部運行管理委託。配置車両数、ノンステップバスの所属台数は京阪バス中最も多い。
- 香里団地営業所(香/コリ 同)総合的なエリアは京阪バス中最も狭い。
- 高槻営業所(高/タカ 大阪府高槻市) 総合的なエリアは京阪バス中2番目に狭い。
- 交野営業所(交/カタ 大阪府交野市) 営業所が管轄する総合的なエリア(運行路線区域)は京阪バス中最大である(奈良県生駒市にも一部地域乗り入れている)。
- 寝屋川営業所(寝/ネヤ 大阪府寝屋川市) 京阪シティバスに運行管理委託。ノンステップバスの導入は同営業所が最初である。
- 門真営業所(門/カト 大阪府門真市) 大型車の置き換えに中型車を導入しているため中型車の比率が上昇している。
管理受託を行う営業所
担当路線などは当該営業所の記事を参照。- 九条営業所(京都市南区) 京都市営バス九条営業所の一部路線の管理受託
- 梅津営業所(京都市右京区) 京都市営バス梅津営業所の一部路線および定期観光バスの管理受託
- 横大路営業所 (京都市伏見区) 京都市営バス横大路営業所の一部路線の管理受託
案内所
常設されているもの
☆印の案内所に「K-bit」と言う愛称がある(「K-bit」とはKeihan-bus information & Ticketsの略である)。- 大津駅案内所
- 石山駅案内所☆
- 山科駅案内所☆
- 三条京阪案内所(比叡山線を中心にバスが停留できる操車場スペースが設けられている)
- 京都駅烏丸口定期観光バス案内所(定期観光バス専用のため定期券の発売はない)
- 京都駅八条口案内所(高速バスおよび定期観光バス専用のため定期券の発売はない)
- 樟葉駅バスカード売り場(運営を京阪エンジニアリングサービスに委託)
- 枚方市駅案内所☆
- 香里園駅案内所
- 寝屋川市駅案内所☆
- 守口市駅案内所☆
臨時発売所
おおむね月始と月末に数日程度開設されるのみ。- 星田駅前定期券・回数券うりば
- 六地蔵駅前定期券・回数券うりば
- 阪急高槻市駅前定期券・回数券うりば
バスターミナル
過去に存在していた施設
営業所
- 茨木営業所(大阪府茨木市。現在の阪急バス茨木営業所)
- 大阪貸切営業所(大阪市鶴見区。1967年4月1日に廃止)
- 淀営業所(宇治淀線などを担当。1967年5月9日に廃止。廃止後は宇治淀線は洛南営業所に移管される)
- 守口営業所(大阪府守口市。寝屋川営業所に移転して閉鎖)
- 毛馬営業所(詳細は不明)
- 大津営業所八日市支所(末期は八日市車庫)(滋賀県八日市市(現・東近江市)。1984年閉鎖)
案内所
設置構想中の施設
営業所の呼称について
『支所』と名乗る営業所の取り扱いについて
現在は、公式サイトならびに公式刊行物に対して全営業所について「営業所」としているが、香里団地・高槻・寝屋川・門真の各営業所はかつては「支所」と名乗っていっていたほか、田辺営業所についても旧・京阪宇治交通時代には旅客には「営業所」と称していたが、書類上では「支所」と届出ていた。これは、これらの営業所には独自に庶務係・運輸係・整備係(この3つをまとめて「営業所機能」と称す)が存在せず、枚方(香里団地・高槻)・交野(寝屋川・門真)の各営業所がこれらの業務を担当していたためである(なお、寝屋川営業所に関しては、当初は営業所として開設されているが、「営業所機能」を交野営業所に移転してからは『寝屋川支所』を名乗っている。さらに、高槻営業所と廃止された大津営業所八日市支所については、営業所機能がついてはいなかったものの、社史によると開設時の記述として「高槻営業所」「八日市営業所」とそれぞれ記載されていいるが、それ以降の記述にはそれぞれ『支所』と記載されている。八日市は後年支所→車庫に格下げされた)。
営業所への呼称の変更については、当初は2002年頃に開設された公式サイト上での『営業所の紹介』にてなされている。
ただ、この時期については。同時期(同年8月に発行、7月2日現在のものとして)に発行された社史において、これらの営業所が『支所』とされているほか、大津営業所は山科営業所の支所(『大津支所』)として、香里団地営業所は交野営業所の支所ということで変更がなされている。
これ以外にも、車内路線図などには『支所』の呼称が用いられ、2003年9月刊行の京阪時刻表にも『支所』の呼称が用いられているほか、各営業所の銘板については、2006年10月までに、田辺営業所を含めて「支所」を名乗っていた営業所については『支所』と書かれた銘板が掲げられていることが確認されているほか、京阪バスの公式サイトでの田辺営業所の年末年始の定期券発売所案内に「田辺支所」の呼称が用いられている。
最近では、2007年7月2日に更新された公式サイト上における『運輸安全マネジメントに関する取組みについて』(PDFファイル)の中の『業務組織図(2007年7月2日現在とされているもの)』においては、受託の営業所を含めてすべての営業所を4つのグループに分けた結果、上記に挙げた『支所』と呼ばれた営業所の他にも、横大路営業所については洛南営業所の支所(横大路支所)と位置づけられている。なお、業務組織の変更は2007年4月に実施された。
なお、2006年刊行の京阪時刻表については『営業所』の呼称が用いられているほか、京阪バス公式サイト上での運賃表や経路表などについては、全営業所について「営業所」の呼称を用いている。
本項ではすべての営業所について、京阪バスの営業所機能についての事情がわからない閲覧者が多いことや、社における乗客案内上の便宜を図る意思を尊重するために、京阪バスの「営業所」の呼称を用いることで統一する。
『車庫』について
京阪バスでは、社史などにおいて厳密に『営業所』と『車庫』を区別している(これは、上記の『支所』と呼ばれた営業所についても同様)。一例として車庫を併設している枚方営業所の場合、その開設に関する記事について『枚方営業所・車庫』と記述されている。これはかつて京都営業所(初代・現在の三条京阪案内所)など配備車両を持たない営業所が存在したり、上鳥羽車庫(1978年の移転前は洛南営業所とは違う場所にあった)のように乗車券の販売などができる建物を保有しない車庫が存在したためである。
現在も、公式刊行物には記載されていないため通称となるが、高槻営業所には営業所の中の車庫の他に営業所からおよそ100mほど東側の国道170号の大塚交差点付近に「大塚車庫」と呼ばれる車庫スペースが存在する(このスペースについては高槻営業所の敷地として取り扱われている)。
また、大津・男山・枚方・交野・寝屋川・門真の各営業所の最寄の停留所の名称はそれぞれ『車庫』(門真は『車庫前』。枚方は1994年7月10日以降は高速バスのみ発着している)となっている他、実際に現場の係員に営業所の場所を尋ねる場合、『XX営業所』と呼ばずに『XXの車庫』という案内されることがある。なお現在では『車庫』と称する場所は存在していない。
これについても本項および営業所における記述においては、営業所に併設している車庫について営業所の敷地内にある1設として取り扱うものとする。
その他
- 1982年7月に発売された「60周年記念乗車券」には、2001年の1年間有効の優待乗車券(乗車1回限り有効・区間は制限なし、ただし定期観光バスは除外)が含まれていた。発売から有効開始まで19年という乗車券は、バスのみならず日本の陸上交通では最も長かったと思われる。なお、発売当時想定されていなかった共同運行による高速バス路線は、利用対象から除外されていた(乗車券画像の外部リンクhttp://kamo.pncn.net/mania/keihanbus60.html)。
- SUNQパスを京都駅八条口案内所と枚方市駅北口案内所で発売している。また京阪バス1dayチケットも京都市内版と大阪版を発売している。
- かつて北海道中央バス/知床バスが京阪バスと相当類似した塗装の時期があった。これは塗装を提案した外国人デザイナーが両者共に同一人物であったことによるものである(アメリカ合衆国のグレイハウンド社のデザイン)。
- 京阪バスや京阪シティバスでは系統番号の正式名称を「運行経路番号」と呼び、系統番号の呼称を「XX号経路」としている。
- 男山営業所および枚方営業所管内を対象にひらかた環境ネットワーク会議(NPO法人)によるバス利用促進運動を展開している。
- 京阪バスのロール式の場合の方向幕は通常、白地に青色の文字で行先等が書かれている(ただし旧・京阪宇治交通車両を除く)が、京都の山科営業所管内の車両に関しては、それとは逆の「青地に白色の文字」で表記されている。これは上記の1997(平成9)年10月12日の京都市営地下鉄東西線開通に伴う路線再編時から実施されている。京都市営バスの方向幕も同日に、「白地に黒色の文字」から「紫地に白色の文字」に表記が変更された。さらにこの日から京阪バス山科管内で一部を除き京都市の敬老福祉乗車証が使用可能となり、それが使える事を示す為、バス車両フロント部分には、「京都市敬老・福祉」の札が掲げられ、入口扉横の側面方向幕にはその旨の表記がされるようになった。
- 京阪バスは女性運転手を日本のバス事業者で初めて1986年に正式に採用した。その後退職や人事異動などで一旦は廃止されたが2006年の旧・京阪宇治交通および旧・京阪宇治交通田辺との合併により旧・京阪宇治交通田辺に所属していた女性運転士1名を引き継いだため復活した。2008年現在でも在籍している。
- 山科所属車両の1台に「ウサライダー」のラッピングが後部にされているものもある。
関連会社
- 京阪電気鉄道
- 京阪宇治バス
- 京都バス
- 京阪京都交通
- 江若交通
- 京阪バスシステムズ
- ケービー・エンタープライズ
- 京阪バスサービス
- 京阪国際観光自動車(1998年6月に解散)
- 三十六峰
- ケーテー自動車工業
関連項目
脚注
外部リンク
[京阪バスの画像]- 京阪バス
- 京阪バス情報局
- SEA HAWKのページ(運用情報中心)
- ひらかた環境ネットワーク会議
京阪バスのリンク元
- [[Google]] 京都市営バス日野車
- http://wikipedia.atpedia.jp/
- 椥辻駅
- [[Yahoo]] 男山団地循環線
- 鶴見区_(大阪市)
- [[辞書]] 京阪バス
- [[Yahoo]] 香里園駅 京阪バス 寝屋川タウンくる 停留所の名前
- 萱島駅
- http://search.mobile.yahoo.co.jp/p/search/pcsite/l
- [[Google]] 石山駅りょうきんけいはんばす
- [[Yahoo]] 枚方市愛称道路公孫樹通り
- [[Yahoo]] 京阪バス 料金八幡線 田辺線
- [[Yahoo]] 京阪運輸㈲ 京田辺
- [[Yahoo]] 和歌山 田辺と 舞鶴 田辺 の関連
- 枚方家具団地
